Frontarを参考にしてみたら・・・
おすすめ度
購入のしやすさ 2/10
使いやすさ 4/10
- マウントアダプターを作製する必要があります。
- 今回作成したマウントアダプターでは、絞り操作は、一度分解する必要があります。
- レンズにはヘリコイド機構がありません。何らかのヘリコイド付きアダプターが必要になります。
- 残念ながら、オリジナルの方向でマウントするのと比較して、焦点距離(画角)の明確な変動は無く 135mm相当です。
- オリジナルの方向でマウントするよりも、約9mmフランジバックを短縮できます。
- 開放F10(表記)は、F7.1相当に、オリジナルの方向でマウントするよりも明るさが改善します。
- ∞~2mくらいまで、解像度が低く、ピントの山が不明瞭です(SONY α7S III ILCE-7SM3のピーキングアシストでは、”低モード”では表示が表れず、”中モード”まで感度を下げると表示を得ることが出来ます)。しかし、オリジナルのマウントよりもピントが分かりやすくなっています。
現代レンズと比較した描写の独自性 5/10
オリジナルのマウントと比較して、白滲みや、線の太さが改善されます。しかし、依然としてソフトフォーカス寄りの描写です。
総合 5/10
このレンズの「解像度の低さ」・「合焦の困難さ」・「暗さ」は、このレンズを前後反対にマウントすると、かなり改善されます。一度試してみる価値はあります。
レンズを反転させてマウントした理由
単玉の配置は絞りの後方が一般的だと思いますが、Frontarの描写が素晴らしくて驚きました。そこで、単玉(色消しレンズ)をFrontarの様に反転させると、画角・描写に変化があるのかを知りたくなり、試してみます。
撮影準備
以下を3Dプリンターで出力しました。フィラメントはOVERTURE PLA Plus (PLA+)を用いました。
Tube(M42)
内面処理
3Dプリンター出力品の内面は、アクリル塗料(ターナー色彩 アクリルガッシュ 暗黒ブラック)の塗布を行いました。
この塗布には、筆を用いるよりも、キムワイプか、ケイドライが向いていると思います。
ヘリコイド
M42マウントですので、最短撮影距離を改善するためM42ヘリコイドアダプターを用います。
撮影(作例)
135mm相当の画角は変化しません。
白滲みは少なくなり。かなり改善されます。
耐逆光性も明確に改善されます。
ピントの山もわかりやすくなり、合焦もしやすくなります。
ソフトフォーカスではありますが、比較的繊細な描写になりました。
ありがとうございました。