抜けは良くないが、シャープな描写

おすすめ度
購入のしやすさ 8/10
約10年間も製造されたレンズで、中古流通量は豊富です。また、扱いの難しい望遠レンズということもあり、安価で推移しており、数千円から入手可能です。
使いやすさ 4/10
フード内蔵ですが、耐逆光性能はそこまで高くなく、「C」付きでもゴーストが発生します。
135mm単焦点は決して使いやすくありません。
絞り込んでも被写界深度は浅めです。
620gで軽くありません。さらに、Sony Eマウントで使用すると、ボディーから約10cm(以上)離れた場所に重い2枚目レンズが位置するため、その重量以上に重く感じます。
最短撮影距離1.5mは、スナップとして使うには十分ですが、マクロ用途には不向きです。最短撮影距離を短縮するためにヘリコイドアダプターを併用することは、次の2つの理由で不向きです。
1.レンズが重すぎて、ヘリコイドに負担がかかります。
2.ヘリコイド付きLMマウントアダプターは四隅がけられます。
現代レンズと比較した描写の独自性 5/10
- 耐逆光性能は高くありません。
- 前ボケは柔らかく、後ろボケは硬すぎる傾向にあります。
- 二線ボケが発生します。
- エルノスター型の恩恵なのかNIKKOR-Q Auto 13.5cm F3.5もシャープです。
総合 5/10
135mm単焦点で、重量があり(重く感じ)、決して扱いやすいレンズではありません。マクロが使えない、AFが使えない135mm単焦点レンズで、F2.8のスペックが使いこなせるのかという疑問もあります。なかなか使いにくいレンズであることは確かです。
このモデル

Lens-DB.comによると、NIKKOR-Q・C Auto 135mm F2.8は、4群4枚のErnostar型です。
Nikon Lens Versions and Serial Nosから、NIKKOR-Q Auto 135mm F2.8(Nippon Kogaku)の製造は1965年~1971年です。NIKKON表記は、1971年~1973年の製造です。さらに「C」マークのあるNIKKOR-Q・C Auto 135mm F2.8は1973年~1975年の5月まで製造されたようです。
重量620gの7枚絞りです。
組み込み式のフードが付いています。

撮影準備
Nikon F – SONY Eマウントアダプターが最適解です。
Nikon F → Leica M , Leica M→ SONY Eは、最短撮影距離を短縮できます。しかし、その短縮は約30cm程度で、依然としてマクロ撮影には不向きです。さらに、四隅がけられます。
勿論、Nikon G – SONY Eマウントアダプターも使用可能です。しかし、意図しない絞りが変化してしまう可能性があるため、最適ではないと思います。

撮影(作例)




耐逆光性能は高くありません。



前ボケは柔らかく、後ろボケは硬すぎる傾向にあります。


二線ボケが発生します。





マウントアダプターによっては、四隅にケラレが生じます。






ありがとうございました。



