開放でもシャープなすっきりとした描写

おすすめ度
購入のしやすさ 7/10
AGFA AMBI SILETTE 用レンズは、流通量が減りましたが、130mmF4以外は、比較的安価に流通しています。
使いやすさ 5/10
- マウントアダプターが必要になります。これは、大手ブランドが大量に供給はしていません。
- COLOR-AMBION 35mmのような、操作系の悪さはありません。
- 最短撮影距離1.8mは長すぎます。ヘリコイド付きマウントアダプターの使用で、最短撮影距離を短くすることが可能です。
- 中望遠にしては小型で、評価出来ます。
- 逆光でフレアが出ますが、ゴーストは抑えられています。
現代レンズと比較した描写の独自性 5/10
- 耐逆光性能は低くはありませんが、逆光ではフレアが発生します。
- 開放でもシャープな描写です。
- ハイコントラストでな描写です。
- アンダー部が寒色系になりやすく、COLOR-AMBION 35mm F4やCOLOR-SOLINAR 50mm F2.8ほど、色ノリが良くはありません。
総合 6/10
マウントアダプターを用意するという手間があります。しかし、使用感も悪くないレンズです。最短撮影距離の長さが気になりますが、ミラーレスで使用するのであればヘリコイド付きマウントアダプターの使用で、この問題は解決可能です。描写は、収差が少なく、開放から使いやすいレンズです。
このモデル

Camrra-wikiによると、1957年から販売されたレンジファインダーカメラAGFA Ambi Siletteに、交換用として用意されたレンズです。
構成は、3群5枚のテレフォト型です。
AGFA Ambi Siletteには、以下の交換レンズが用意されていました。
- COLOR-AMBION 35mm F4
- COLOR-SOLINAR 50mm F2.8
- COLOR-TELINEAR 90mm F4
- COLOR-TELINEAR 130mm F4
これらは、独自のバヨネットマウントでカメラに固定されます。
撮影準備
販売されているマウントアダプター
ebayでRareAdapters.comさんが、AGFA Ambi Siletteマウントアダプターを販売しています。
自作(3Dプリンター)マウントアダプター(Ambi-L39)Ver2

Parts1とParts2は、以前のAGFA Ambi Slietteマウントアダプター ver1と共通です。ver1のParts3を3Dプリンターで出力しやすいように、Part3とParts4に2分割しました。

Parts1とParts2で挟み込み、ロックします。(溝があり力を加えないと外れませんので、接着は不要です。)
レンズとParts1+Pats2をParts3にねじ込みます。
Parts4の内面処理をして、Parts3にねじ込みます。
外観をシルバーで統一するため、Parts3をSilk系PLAで出力しました。
Part1,2,4は強度優先で、OVERTURE PLA Plus (Professional) フィラメントを用いました。
内面処理
Parts4出力品の内面は、アクリル塗料(ターナー色彩 アクリルガッシュ 暗黒ブラック)の塗布を行いました。

この塗布には、筆を用いるよりも、キムワイプか、ケイドライが向いていると思います。
ヘリコイド付きマウントアダプター
パターン1 L39-LM + LM-NEX(マイクロヘリコイド付き) :L39をLeica Mマウントに変換する方法
L39-LMは各種類ありますが、どれを用いても変化がありません。
パターン2 M39-M42 + M42-M42(10-15mm)+M42-NEX(プレート) :M42ヘリコイドアダプターを用いる方法
パターン3 L39-NEX

撮影(作例)


開放でもシャープな描写です。



耐逆光性能は低くはありませんが、逆光ではフレアが発生します。


ハイコントラストでな描写です。



アンダー部が寒色系になりやすく、COLOR-AMBION 35mm F4やCOLOR-SOLINAR 50mm F2.8ほど、色ノリが良くはありません。


ありがとうございました。












